①パレット出荷後の枚数管理
　・メーカー様からパレット出荷後、取引先に出荷したパレット枚数、回収した枚数の管理が必要でした。
　・管理に当って、過不足なく回収出来ているか、不足していれば取引先に確認をするなど、パレット管理に
　　労力が掛かっていました。

②空パレットの回収手配
　・取引先にある空パレットは、溜まる都度、別便を手配し、メーカー様の拠点に戻していました。
　・空パレットが溜まっているかの確認や、運送手配、回収の時間確認などの業務発生だけでなく、回収に行っても
　　パレットがなく、手配した車両が空振りになる等の問題がありました。
　・回収に当っても、少ない枚数に対し、大きな車両で回収せざるを得ず、一枚当りの回収費も、高くなる傾向でした。

①バンクレンタルの仕組み
　・三甲リースのバンクレンタルは、取引先への出荷後の管理責任は、三甲リースに移る（乗捨て）仕組みです。
　・メーカー様が、事前に出荷先である取引先を三甲リースに伝え、三甲リースの出荷先調査を経て、両社合意した先は、
　　乗捨て運用を開始できます。
　・乗捨て開始後は、取引先と取り決めた条件・頻度で三甲リースが空パレットを回収します。
　・メーカー様は、取引先への出荷時にメーカーチャージ・ポイントチャージの負担のみ発生します。

②改善点
　・パレット出荷数の三甲リースへの連絡のみで、その先の枚数管理不要となり、管理負荷軽減します。
　・取引先からの空パレット回収便は、三甲リースが実施する為、メーカー様での手配は無くなります。
　・三甲リースは、他メーカー様が出荷したパレットとの共同回収や、近隣回収拠点とのミルクラン回収により、
　　回収運賃も安価に対応可能です。